2006年11月08日

大阪市精華学習ルーム・精華小劇場 その7 ―旧大阪市立精華小学校―

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大阪高島屋に近い戎橋商店街の中に「校學小華精」と書かれた石板を見ることができます。
間口が狭いので見落としそうですが、ここは元大阪市立精華小学校の正門でした。
平成7年の閉校まで道頓堀界隈の子供たちがここで学びました。
現在、教室は生涯学習ルームとして一般利用が可能で、1階体育館は2004年秋より精華小劇場として関西演劇人育成の場として活用されています。

−精華小学校の思い出 その7−その7で精華小学校シリーズ最終です。

 先日、この小学校での恩師が亡くなられ、久し振りに同級生達に会い、小学校での思い出話に花が咲きました。
女性の先生でしたが、悪いことをした時は引っ叩かれるし、親達も「びしびし鍛えてください。」といっていた時代ですから、今の小学校とは大違いだったように思います。

家業が夜のお商売のところもあり、そういう方は昼間いつとなく小学校に参観に来られるのでした。先生達にとっては毎日が参観日だったのではないでしょうか。

また、家業がホテルというおうちもあり、放課後そこに遊びに行ったりしていたのです。
入口に書いてある料金は何で『お二人様』になってんねんやろ? とか、お風呂がなぜかガラス貼りやったよなぁ とか、子供心に不思議やったことも今から思えば「ああ、そういうことやったんかぁ。」と思えるとともに、凄い環境だったんだなぁと改めて思いました。

こんな繁華街に育っても教育がキチンとされれば、人は育つのです。
キチンとした教育を受けさせる為に地域の人々は寄付を集めこの小学校を建てたのです。

 こんな一等地に建つ建物なので、いろいろな利害関係があり、この建物の行く末は不透明ですが、建築の仕事をしている私としては、建物も命は永遠ではないので(もちろん、無理矢理お金を掛けて長生きさせることはできますが。)より多くの人が、より多くのこの建物での良い思い出を持てるような方向に動いていくことを願うばかりです。


posted by Wa! at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) |  かっこええ大阪展 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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