
大阪アートカレイドスコープ2007の大大阪リレートーク(3)第2部で、今展覧会のプロデューサー北川フラムさんと大阪ええはがき研究会メンバーとは仲良しの橋爪紳也先生のトークショー「都市再生になにが必要か?―挑戦者たちの現場から」がありました。
まず、北川フラムさんから、自分の生い立ちから「美術」というジャンルについてのお話、そして今展覧会プロデューサーを引き受けるにあたって大阪について勉強されて感じたことなどのお話があり、多様さ(人間の複雑さ)が都市であると思うがその意味では今の東京には都市の面白さはないが、大阪は世界でも有数のポテンシャルのある都市である、と締めくくられました。
そして、橋爪先生からは、世界のまちづくりの成功例や今大阪でどんな活動がなされているかの説明がありました。
その中で大阪ええはがき研究会の活動も紹介していただきました。
大阪にもやっと春が来るのか?と思わせるお二人のトークでした。
寄り道(byway)の考えを企画している北海道の事例を見たことがある。
ここに絵葉書を加えて、新しい大阪の魅力を再発見したり、失われていく風景を記録に残したりする活動を市民レベルで支援していくことが、大阪の再生につながると思います。
点を線で結んで、面にするという戦略で、まちを再生する。
高齢者世代が増え、この人たちのパワーを活用できたら、「まちのガイド」として活躍の場を作ることが出来る。
高齢者は今、社会の中で居場所が無いのが現実である。
場所を見つけても、それを楽しく散策出来るのにはガイドがあればもっと良い筈だ。
知恵と工夫で、scenic &bywayを具体化してはどうですか。
コメントどうもありがとうございました。
昨年10月の大阪ええはがき研究会大展覧会
http://osaka-eehagaki.seesaa.net/article/24849938.html#trackback
では、年配の方々に熱心にご覧いただいていたので、『ええはがき』は大阪で長年働き暮らされた高齢者の方に好評であるとは感じていたのですが、高齢者の方のパワーを活用するという考えは浮かばなかったですね。
ご提案いただいた内容は、何かの機会で実現させたいものです。
ご提案どうもありがとうございました。